【注意】私は自宅での独学ボイストレーニング練習をおすすめしていない

みなさま、こんにちは。

ボイストレーナー、シンガーソングライターのセリタミツヤです。

ボイストレーニングを始めたいと思ったとき、「まずは自宅で練習してみようかな」と考える方も多いのではないでしょうか? しかし、私は、自宅での独学ボイトレはおすすめしていません

この記事では、自宅でボイストレーニングをおすすめしない理由と、安全に上達するためのポイントについて解説します。

セリタミツヤ』愛称『せりーぬ』
  • シンガーソングライター
  • ボイストレーナー
  • 作詞、作曲、編曲家、DTMer
  • 歌ってみたMIX師
  • 音楽専門学校講師
  • 音楽スクール運営
  • アコギ弾き
  • 今更ながら、ピアノ鬼練中
目次

自宅ボイトレをおすすめしない3つの理由

まず、なぜ自宅での独学練習をおすすめしないのか、理由を整理しておきましょう。

• 正しい発声が身につかず、喉を傷めるリスクがある

• モチベーションの維持が難しい

• 過度に歌いすぎる可能性がある

これらについて、順番に詳しく解説していきます。

1. 正しい発声が身につかず、喉を傷めるリスクがある

ボイストレーニングは、正しい姿勢・呼吸・発声方法を基礎から積み上げることが重要です。

独学では、自分では「できているつもり」でも、実は間違った癖がついてしまうことがよくあります。

• 喉を緩めずに歌う

• 力みすぎて声帯を傷める

• 音程が不安定なまま練習を続ける

• 近所のことが気になって、あまりちゃんと声が出せない

ボイトレに通い、基礎的なポイントが理解できた方や、自由に声を出せる環境が整っている方であれば、自宅での練習も有効になるかもしれません。

しかし、特に都市部にお住まいの方は、周囲への音漏れを気にしてしまい、思いきり声を出すのが難しいケースが多い印象です。
その場合は、多少費用がかかっても、カラオケや練習スタジオなど、思いきり声を出せる場所を利用する方が、確実に効果的です。

ただし、しっかり声を出せる環境にいるからといって、自然と正しい発声が身につくわけではありません。

逆に、間違った発声を繰り返してしまうと、悪い癖が定着してしまうリスクもあるため、注意が必要です。

2. モチベーションの維持が難しい

自宅での練習は、誰にも見られない安心感がある一方で、誰にもチェックされない孤独感も生まれます。 「今日はいいや」「明日やろう」と後回しにしてしまい、いつの間にか練習をやめてしまうケースが非常に多いです。

さらに、自宅練習では成果が目に見えにくく、自分自身の成長を実感しづらい傾向があります。特に初心者の場合、最初は劇的な変化が起こりにくいため、「本当に上達しているのかな?」という不安に陥りやすくなります。

また、環境要因もモチベーション低下に拍車をかけます。

  • 家族や同居人に気を使って練習できない
  • 仕事や家事の合間に練習時間を確保するのが難しい
  • そもそも練習するための明確なスケジュールを立てていない

このような状況が重なると、最初の「やる気」はすぐにしぼんでしまいます。

だからこそ、定期的にレッスンに通うことで外部からの刺激を得たり、課題を明確に設定したりすることが重要です。 一人だけで完結しようとせず、客観的なフィードバックを受けられる環境を持つことで、練習のモチベーションも維持しやすくなります。

3. 過度に歌いすぎる可能性がある

自宅で自由に練習できる環境が整っていると、つい楽しくなって長時間歌い続けてしまうことがあります。

しかし、声や喉には限界があり、過度な練習はかえって逆効果になることも少なくありません。

• 喉が疲れているのに気づかずに歌い続ける

• 正しい発声を維持できないまま無理に高音を出し続ける

• 声帯に炎症やポリープを引き起こすリスクが高まる

特に独学の場合、「どのくらい練習すれば適切か」という基準を自分で判断するのが難しく、知らないうちに声に負担をかけてしまいがちです。

イストレーナーの指導を受けていても、過度に歌いすぎるのは決して良くありません。
過去、専門学校で指導していた生徒の事例です。

ただでさえ学校で発声練習やバンド練習をしているのに、自宅でも自主練習を頑張っている子がいました。

学校でのレッスン中も、『家で練習する方法ありますか?』など聞いてきて、レッスンに対する姿勢も熱心でした。

もちろんその時も、家にいる時はストレッチや体幹トレーニングぐらいで、あまり歌いすぎないように伝えましたが。。。

やっぱり家に帰っても歌ってしまっていたようで。。。

入学して数ヶ月もせずに、声枯れや、息もれなどのトラブルが起き始め、その後ドクターストップで歌うことさえ出来なくなってしまい、結局は学校を辞めていってしまいました。

練習量は「たくさんやればやるほどいい」わけではありません。

筋トレも週に2、3回がちょうどいいと言われます。
声を出すのも筋肉運動ですので、適度な休憩を取りながら、無理のないペースで続けることが、声の健康と上達のためには重要です。

安全に上達するためには?

では、どうすれば安全に、そして確実に上達できるのでしょうか?

ポイントは次の2つです。

1. 最初は対面でプロのレッスンを受ける

まずは、ボイストレーナーに直接対面で指導を受けることを強くおすすめします。

実際に身体の使い方や細かい癖を見てもらいながら、正しい発声方法を基礎から学ぶことが大切です。

初心者の場合、画面越しではどうしても細かなニュアンスが伝わりづらく、間違ったまま練習を続けてしまうリスクがあります。

直接その場でチェックしてもらうことで、より安全かつ効果的に上達できるでしょう。

2. 自宅練習は「復習」として活用する

独学でゼロから学ぼうとするのではなく、レッスンで習ったことを自宅で復習するというスタンスが理想的です。

具体的には…

• レッスンで教わった発声練習を、毎日5~10分だけ行う

• 正しい姿勢・呼吸を意識して練習する

• 疑問があれば次回レッスンで質問する

このサイクルを続けることで、無理なく、着実にレベルアップできます。

また、自宅で声を出さなくてもボイストレーニングになる練習方法もあります。
このブログでも、追々紹介していきたいと思いますが、そういった方法をトレーナーにぜひ聞いてみてください。

まとめ

項目自宅独学のみプロ指導+自宅復習
正しい発声身につきにくい身につきやすい
モチベーション維持が難しい維持しやすい
声の健康リスク高い低い

自宅だけでのボイストレーニングは、声に悪影響を及ぼすリスクが高いです。

まずはプロの指導を受けて、正しい方法を学んだ上で、自宅での練習を取り入れるのが上達への近道。

あなたの声を大切に育てるためにも、ぜひ「安全な練習スタイル」を選んでいきましょう!

独学では気づけない、あなた本来の声に出会うために。

正しい発声・呼吸・身体の使い方を、プロがしっかりサポートします。

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あなたの声の可能性を、一緒に育てていきましょう!

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それでもどうしても家で練習したい人へ

家でやるべき練習方法をご紹介している記事もご覧ください!

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