シンガーソングライター、ボイストレーナー、作詞作曲編曲家のセリタミツヤです。
リズムにまつわる〜シリーズも3回目となりました。
個人レッスンでも、グループレッスンでもこれまでたくさんの生徒さんと関わらせていただきました。
リズムにまつわる〜シリーズを書いているのは、ピッチ(音程)は取れているんだけど、なんかいまいちなんよなー。と思っている方に有用な内容です。
今回は、ブレスについて。
シリーズをまだ読んでいない方は、合わせてお読みください。
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- 作詞、作曲、編曲家、DTMer
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- 今更ながら、ピアノ鬼練中
ブレスとは?
ブレスとは、いわゆる息継ぎのことです。
これ、息を使わない楽器、例えばピアノ、ギター、ベース、ドラムなどでもとっても重要な要素です。
クラシック音楽では、伴奏者は声楽家のブレスのタイミングを聴いて次の伴奏に入っています。
声楽のアンサンブル、いわゆる合唱もそう。
声楽家がいない場面でも、ブレスはタイミングを合わせるためになくてはならない要素です。
ストリングスカルテットの演奏ですが、曲のスタートのタイミングは、指揮者がいるわけではないので、それぞれで合わせる必要があります。
そこで出てくるのがブレスのタイミングで合わせるという方法です。
分かりやすいのが、第一バイオリン、第二バイオリン、ヴィオラの3名が、上体を逸らすように、大きくブレスしているのが分かりますね。
チェロの方も同様に弓を挙げて、そのタイミングを測っているのがわかります。
こういうコンサートの映像をいくつか見ていると、ブレスの音が入っているものもたくさんあります。
指揮者もブレスはしっかりとっています。
オーケストラもそのタイミングでブレスをとる。
そのようにしてアンサンブルを合わせていくのです。
現代音楽におけるブレスとは?
現代音楽には、大抵の場合ドラムがいます。
生ドラムがいなくても、打ち込みでもなんでもリズムを刻んでくれているものがあります。
ですので、リズムを合わせるという要素では使わない。。。と、思いきや!
やっぱりブレスは大切な要素なんですね。
例えば、突然生楽器の伴奏とあなたの歌だけでライブをすることになりました。
ずっとカラオケでしか歌ってこなかった方は、なかなか難しいもの。
もちろん、前述している動画で楽器だけで演奏している状態と変わらないので、指揮者もいません。
そこで合わせるのは、伴奏者、歌のブレスです。
もちろん、カウントもすることでしょう。ですが、結局は呼吸で合わせているのです。
ナチュラルサイクルがちゃんと感じれる人であれば、そのタイミングで呼吸をしているはずだし、それがグルーブに変わっていきます。
ダンスもブレスだぜ
音楽と密接に関わってきますが、ダンスも呼吸です。
筆者はダンスの経験はありませんが、見ていると絶対そうです。
ダンスボーカルのブレスは、しっかりリズム、ビートと合った状態でないと歌えないし、踊れません。
まとめ
ブレスについてお話をしていきましたが、あまりブレスのタイミングなんかを意識したことがない方がほとんどだと思います。
息継ぎのタイミングを逃して、ハァハァ苦しい状態で歌うのではなく、しっかり意識してブレスをしましょう!
言葉が詰まっている曲は、特にどのタイミングでブレスをしているかをチェックしてそこで必ずブレスをするようにしましょう。
それがナチュラルサイクルを掴む練習にもなりますよ。
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